共働きで夕飯を夫が作る我が家で、詰まったのは腕前より「今日は何を作るか」でした。
定番を回すだけでは献立が増えず、帰宅後の時間も足りません。
平日の夕飯担当の父が、つまずいた4つと外し方を書きます。
- 夕飯担当の夫が詰まるのは「腕」より、献立・時間・子どもの食いつき・引き継ぎ
- レパートリーを増やすより、「考えなくていい日」を作る方が早い
- 子どもが食べない夜の立て直し方は、先に決めておく
- 我が家は平日3日分を作り置き宅配に任せ、担当が夫でも回るようになった
- 夫婦と4歳の息子の3人家族(共働き)。平日の夕飯は主に私の担当
- 2人前×週3食を毎週利用中
- 料理はレシピを見れば作れる程度です。書けるのは我が家で起きたことだけです。
夕飯のしんどさ全体を「献立・買い物・調理・片付け」に分けた話は、共働きの夕飯がしんどい記事に書いています。この記事は、夫が担当になったときに詰まるところの話です。
夕飯担当の夫がつまずくのは、腕より「今日は何を作るか」
夫が夕飯を作るとき、最初の壁は料理の腕ではありませんでした。毎日「何を作るか」を決め続けることです。
私は日曜以外、月〜土で出勤しています。遅めに出て早めに帰る働き方なので、その分、平日の夕飯を担当できています。
ツクリオ以前、私が夕飯を作るのは週に数回でした。腕前は、レシピを見れば作れる程度です。
質問者レシピを見れば作れるなら、困らないのでは?
ゆうちゃん実際はレシピをほとんど見ず、作り慣れた定番を回していました。困ったのは、その定番から先に広がらないことです。
定番を回すだけだと、作れる料理は増えないまま、「今日は何にしよう」だけが毎日やってきます。平日の夜に、新しい料理を試す余裕はありませんでした。
- 作れる:決まった料理なら、1品仕上げられる
- 毎日考えられる:冷蔵庫の中身と家族の好みから、平日の分を決め続けられる
- 夕飯担当で重くなるのは、後者のほう(筆者の実感)
「夫の料理のレパートリーが少ない」と感じたら、腕より先に、考える時間が足りているかを見てほしいです。我が家の場合、足りていなかったのはそちらでした。
平日の帰宅後は、お迎え→冷蔵庫を見て決める→作るで時間が足りない
帰宅後の夕飯は、決める・作るが同じ短い時間に重なります。我が家の平日は、だいたい次の順番で進みます。
- 仕事帰りに息子をお迎えに行く
- 帰宅して、冷蔵庫を開けて何を作るか決める
- 作る・食べさせる
- 片付け・洗い物
妻の帰りは19時すぎです。勤務時間が日によって違い、早く帰れる日もあります。
遅い日は、妻が帰るまでの約1時間40分を私ひとりで回します。その間、息子の相手をしながら台所に立つことになります。
ゆうちゃんお迎えを妻の実家の祖父母に頼む日もあります。毎日同じ流れではないので、段取りを固定しにくいのも正直なところです。
この流れだと、「何を作るか」を落ち着いて考える時間が、どこにもありません。冷蔵庫を開けた瞬間に決めて、そのまま作り始めます。
残業で「今夜はもう作れない」という日のしのぎ方(惣菜・冷凍うどん・冷蔵庫の備え)は、残業の日の夕飯の記事にまとめています。
作ったのに子どもが食べない夜は、「食べるもの」を出して立て直す
作っても、4歳の息子が食べない夜はあります。息子は食感に敏感で、口の感触が合わないと進みません。
そういう夜、我が家がやっていた立て直しは3つです。
- 食べるものを出す:冷凍うどんなど、息子がよく食べるもの
- モグモを出す:冷凍の幼児食。当時の話で、12ヶ月使って今は定期を止めています
- 味を足す:ケチャップなどで、食べ慣れた味に寄せる
味を足すのは、ツクリオのおかずでも使います。トマトソースハンバーグは、ケチャップを少し足して出したら珍しく完食しました。

一方で、きのこおろしポン酢で食べるアジ竜田は食いつきが悪い日でした。冷たいたれと魚の組み合わせが合わなかったようです。野菜中心の地味な和惣菜も、手が伸びにくい傾向があります。
ゆうちゃん食べない夜はあるものと考えて、立て直しの手を先に決めておく。それだけで、作った料理が残っても慌てにくくなります。
メニューごとの食いつきは息子がツクリオを食べたか写真で書いた記事に、冷凍うどんなどの備えは残業の日の記事に書いています。
妻との引き継ぎは「帰ってから冷蔵庫を見て決める」だった
ツクリオ以前、我が家は夕飯を前もって決めていませんでした。帰ってから冷蔵庫を見て、その場で決めるのが引き継ぎのやり方です。
作る人は日によってバラバラでした。そのため「誰が作るか」「何を作るか」で、夫婦の小さな摩擦がありました。どちらが悪いわけでもない、毎日の細かなやり取りです。
ゆうちゃんツクリオが届く日は、冷蔵庫を開けた時点でおかずが決まっています。その日の「どうする?」の相談自体がなくなりました。
引き継ぐ中身が「決めること」から「温めること」に変わると、誰が担当でも同じ手順で回ります。
夫婦の家事の分け方は共働きの家事分担の記事に、作らないことへの妻の後ろめたさは罪悪感の記事に書いています。
レパートリーを増やすより、「考えなくていい日」を作る
ここまでの4つは、どれも平日の夜に「決める」仕事が残っていることから来ていました。並べると、外し方が見えてきます。
| 困りごと | 我が家で起きていたこと | 外し方 |
|---|---|---|
| 献立 | 定番を回すだけで増えない | 献立ごと決まって届く日を作る |
| 時間 | お迎え後に冷蔵庫を見て決める | 温めるだけの日を作る |
| 食べない | 作っても進まない夜がある | 立て直しの手を先に決める |
| 引き継ぎ | 帰ってから冷蔵庫を見て決める | 決まったおかずを冷蔵庫に置く |
| 片付け | いちばんしんどかった | 容器のまま出して捨てる |
正直に書くと、我が家は献立を楽にする工夫を特にしていませんでした。下の方法は一般によく挙がるもので、私が試したものではありません。
- 曜日ごとに主菜のジャンルを固定する(月曜は魚、など)
- 主菜だけ決めて、副菜は定番を回す
- ご飯・汁物・おかず1品の「一汁一菜」を基本にする
どの方法も、最後に決めるのは自分です。決めること自体を手放すなら、献立ごと届くサービスが選択肢になります。

ツクリオは、主菜3品・副菜5品の献立が週替わりで決まって届きます(2人前×週3食の場合)。箱に入っているこの紙を見れば、その週の夕飯3日分が決まります。
定番を回すだけだった私の食卓に、自分では作らない料理が週替わりで並びます。この週は、鶏と大根の韓国風煮物やがめ煮が入っていました。
決めてもらう代わりに、メニューは自分では選べません。似た味付けが続く週は、たまに飽きも感じます。翌週のメニューを見てお休みにする週もあります。
我が家の答え——平日3日分は「温めて取り分けるだけ」にした
今は2人前×週3食を毎週頼んでいます。水曜の19〜21時の枠で受け取り、そのまま冷蔵庫へ入れます。

決め手は「開封してすぐ食べられる」ことでした。ツクリオの日に私の手元に残る作業は、次の3つだけです。
- おかずを容器のまま電子レンジで温める
- 息子の分を取り分ける
- ご飯と汁物を用意する

レシピも献立も要らず、おかずに鍋やフライパンを使いません。手順が毎回同じなので、担当が私でも妻でも同じように回ります。
温め時間はメニューごとに違い、同梱の紙メニュー表に載っています。公式サイトによると、消費期限はお届け日を含めて冷蔵で4日間です。

いちばんしんどかった片付けも、食器洗いが激減しました。取り分けの皿などは残るので、ゼロにはなりません。片付けの話は夕飯がしんどい記事に詳しく書いています。
- 「何を作るか」「誰が作るか」の夫婦の小さな摩擦が消えた
- 帰宅後に気持ちのゆとりができた
- 味は、大人の私の感想ではやや濃いめ
- 週3食なので、残りの日は今も自分たちで用意する
共働きの1週間の回し方は、ツクリオと共働きの記事に書いています。メニューと料金は公式サイトで見られ、1回だけの注文もできます。
任せる前に確認したい3つ——受け取り・届く地域と量・予算
作り置き宅配で夫の担当日が軽くなるかは、味より先に受け取り・地域・予算で決まります。ツクリオの場合で書きます。
受け取りは玄関先の手渡しが原則
ツクリオは冷蔵で届くため、置き配や宅配ボックスは使えず、手渡しが原則です。週に1回、配達の枠に誰かが家にいる必要があります。

我が家は水曜19〜21時の枠で受け取っています。不在のときの扱いは受け取りの記事にまとめています。
2人前プランは届く地域が限られる。量は3人家族で足りている
2人前プランが届くのは29都道府県です(2026年8月時点)。4人前は沖縄・一部離島を除く全国に届きます。対象かは配送エリアの記事で確かめられます。

大人2人と4歳の3人で、ご飯と汁物を足せば「足りない」と感じた日はほぼありません。量の詳しい話は2人前プランの記事にあります。
予算は2人前×週3食で週7,990円。毎週でなくてもいい
| プラン | 週3食 | 週5食 |
|---|---|---|
| 2人前 | 7,990円 | 11,990円 |
| 4人前 | 10,690円 | 16,960円 |
| 品数 | 主菜3・副菜5 | 主菜5・副菜6 |
公式サイトによると、1回だけの注文ができて、継続回数の縛りはありません。受け取れない週やメニューが合わない週はお休みにでき、手順はお休みの記事に書いています。
- 夜の配達枠でも、家にいられる人がいない週が多い
- 料理そのものが夫の楽しみで、献立も自分で決めたい
- 冷蔵庫に1週分を置く場所がない
- 食費を下げることがいちばんの目的(我が家では下がらなかった)
よくある質問
- 料理が得意でない夫でも、夕飯担当はできますか
-
我が家の場合はできています。私の腕前はレシピを見れば作れる程度で、普段は定番を回すだけです。温めて取り分けるだけの日を週に3日作ったら、担当が回るようになりました。
- 子どもが宅食を食べなかったらどうしますか
-
食感に敏感な4歳の息子は、トマトソースハンバーグを完食した一方、アジ竜田は進みませんでした。食べない日は、冷凍うどんなど食べるものを出したり、ケチャップで味を足したりしています。メニュー別の反応は子どもの食いつきの記事にあります。
- 毎週頼まないといけませんか
-
いいえ。公式サイトによると、1回だけの注文もでき、継続の縛りはありません。受け取れない週はお休みにできます。手順はお休みの記事に書いています。
- 宅食に頼ると食費は上がりますか
-
家庭によります。我が家はツクリオ単体なら、外食や惣菜で済ませていた頃と比べてほぼトントンでした。コープと併用すると少し増えています。月額の計算は料金の記事にあります。
まとめ——夫が作る夕飯は、「決めない日」を作ると回る
- 詰まるのは腕より「今日は何を作るか」
- 定番を回すだけでは、レパートリーは増えない
- 帰宅後は、お迎え→冷蔵庫を見て決める→作るで時間が足りない
- 子どもが食べない夜の立て直し方は、先に決めておく
- 平日3日分を「温めて取り分けるだけ」にしたら、担当が夫でも回った
レパートリーを無理に増やさなくても、考えなくていい日があれば夕飯担当は続けられます。我が家の場合、それが平日3日分のツクリオでした。
1回だけの注文でもよく、継続の縛りもありません。まず1週分を冷蔵庫に入れて、帰宅後の「何にしよう」が減るかを見てみるのが早いです。
- 夕飯のしんどさ全体を分けて考えたい → 共働きの夕飯がしんどい記事
- 残業で今夜だけしのぎたい → 残業の日の夕飯の記事
- 夫婦の分担でもめている → 家事分担の記事
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